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ダットさんヘ
投稿者:芝原仁一郎 投稿日:2016年 8月17日(水)15時17分55秒『海外でのロデオ』に関する保険について、私の経験をもとに回答しますね。
来年、ワーキングホリデーでカナダへ渡加される予定と伺いました。私もブルライディングを始めたのは、カナダへワーキングホリデーで行ったときです。なので、そのときは1年間の海外旅行保険しかありませんでした。
幸いその1年間の滞在では大きなケガはなかったので、保険のお世話になることなく済みました。ただ、それ以降に骨折などのケガを負って入院したこともありました。そういう時は、保険が無いために大変な思いをしました。
そういう場合、すべて自費で払います。日本と違い、病院で診察が終わると会計で支払い、ということはなく、後日(それが1カ月もしくは2カ月先になることもあります)病院や医師から別々に請求書が届き、請求された金額をクレジット・カードで支払います。
(まれに、現金でのみ当日の支払いを受け付けてくれるクリニックもあります)
カナダの医療費はアメリカほど高くはないと思いますが、それでも保険が無い分、100%自費で払わねばなりません。入院した場合、日数にもよりますが、100万円を超える可能性もあります。それを、分割で何年にも渡って完済するまで支払い続けます。
ですから、病院やクリニックに行った時に、必ず、自分にはカナダ国内の保険がないこと、後日支払った時には領収書が必要なこと、その請求書の送付先をカナダ国内の滞在先にするのか、それとも日本の住所に送ってもらえるのか否か、その病院の会計課の方ときちんと話し合いを持つことを強く勧めます。
そして大切なのは、救急車であろうと病院であろうと医師であろうと、かかった時には必ず証明書や診断書、医師の署名も含めてきちんと文書化してもらい、資料として完済するまで保管しておきます。
完済するまでのあいだ、お住まいの役所に行き、国民健康保険における「海外治療費」の申請書をもらいます。保管しておいた英文による資料を要約でもいいから和訳し、申請書に記入すべき内容をすべて記載して、それに領収書と共に添付し、役所に提出します。
審査には数週間から数カ月かかりますが、結果として自費で支払った金額の7割は戻ってくる可能性があります。海外で認可されている治療法や投薬が日本で認可されていない場合は、国民健康保険の対象にならないこともあるので、7割すべてが還付されることは難しいかもしれません。しかし、その金額が数万円、数十万円という場合ならば、申請する価値はあると私は考えます。
海外旅行保険以外の保険として、私も外資系の保険会社にあたってみましたが、断られました。あえて危険なことを冒すとわかっている人を保険の対象とすることはない、ということです。
それでも、カナダ滞在中にケガをした場合、海外旅行保険会社に連絡するべきだと私は考えます。「プロ」としてブルライディングをされるわけではないですし、カナダでのアクティビティの一つとして試みるわけですから、その旨を説明し申請してみるべきだと考えます。その後の審査は確かに保険会社次第なので、おりるおりないがあると思います。
上記のことは、ブルライディングを何年も続けた末に知り得たことです。私は、最初は保険のことなど考えずに行ったので、ある意味、ダットさんはきちんと準備される方なのだと思いました。
カルガリーを含め、カナダでブルライディング・スクールに行きたいのであれば、その大半が冬の間なので、出発する時期をそれに合わせるのも一考かと思います。
下記のウェブサイトは、私の知り合いが運営するサイトで、2016年のロデオ・スクールに関する情報が記載されています。今年は全て終わってしまったようですが、いずれ2017年の情報も記載されるでしょう。
http://everything-cowboy.com/rodeo-news/rodeo-schools-in-canada-for-2016/
スクールと言っても、ほとんどが2日から3日間のものなので、残りの360日をどう過ごすか、色々と計画を練ることもお勧めします。